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8751 2007/03/19 00:28:10 KOJI KATO 冴子さんのナレーションと「睡蓮」の舞台

先日の「誰でもピカソ」は、美術館と絵画の特集。

僕は、絵画そして美術館が大好きなので、今回の特集は、とてもうれしかったです。
また、モネが晩年に住んでいたジヴェルニーの部分で冴子さんがナレーションをされていたことを、特にうれしく感じました。

モネが住んでいたジヴェルニー。そこは、かの有名な「睡蓮」の連作が描かれた土地で、パリから1時間ほどの距離(パリ寄りのノルマンディー地方)にあります。

モネがこの地で亡くなったのは、1926年。
それは、「サクラ大戦3」の舞台になっている年と同じです。
貴族として美術にも造詣が深く、また各界の有名人とも交流が深いであろうグリシーヌは、もしかしたら、このジヴェルニーのモネの庭を訪れたことがあったのかもしれない・・・そんな風に想像を膨らませてしまいます。

僕がジヴェルニーのモネの家を訪れた日は、着いたばかりの時は太陽が照っていたものの、庭を見て回っている内に陽が少し陰ってしまいました。
睡蓮を映す水面は、刻々とその彩りを変えていきます。
モネは、移ろいゆく風景が「生きている」さまを克明に残したいと切望した挙げ句に、とびきり連作の多い画家となったのでしょう。

この特集、その冴子さんのナレーションが、ジヴェルニーの風景、その空気を思い出させてくれました。


それから、「ミュージアムレストラン編」での冴子さんのナレーション。
国立新美術館の紹介では、美術館の内部空間の広がりの中を自由に泳ぎ回るような、やや勢いのあるナレーション。BGM(アレンジされた、YMOの「ライディーン」)とも、ぴったり合っていました。

その後の東京国立博物館のレストランの部分では、料理の名前を言うところが耳に残りました。

「スズキのポワレ 香草トマトサラダ」
この部分の表現が、“ふわっ”と柔らかくて、そのおいしそうな料理を、ますますおいしそうに彩っていました。

冴子さんのナレーションを聴いていると、まるでモネの絵筆のように、それぞれの情景を克明に、そして生き生きと表しているのが感じられて、つい、うれしくなってしまいます。




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